クローゼットをリノベーションする場合の費用や注意点を解説

クローゼットをリノベーションする場合の費用や注意点を解説

衣類や靴、そのほか荷物が増えて収納に困っている方は、クローゼットをリノベーションしてみましょう。今回はクローゼットをリノベーションする際のポイントや注意点を解説します。

クローゼットは壁面とウォークインの2種類

クローゼットは衣類や靴、カバン類や雑貨などが収納できるスペースや家具です。クローゼットと一口にいっても、さまざまな形態があります。なかでも代表的なのは、以下の2つです。

・壁面クローゼット
・ウォークインクローゼット

ここでは、この2種類のクローゼットの特徴や費用について解説します。

1.壁面クローゼットの特徴と費用

壁面クローゼットとは、部屋や廊下の一面を利用したクローゼットです。

部屋もしくは廊下に奥行きができるので、人が通るスペースを邪魔することもありません。
狭い空間でもつくりやすいのも特徴です。新設する場合の費用はおよそ10万〜48万円が相場となっており、工事の規模によって金額に大きな差があります。

※工事見積・費用は、諸条件により変動しますので、事前に現地調査が必要となります。

2.ウォークインクローゼットの特徴と費用

ウォークインクローゼットとは、クローゼットが一つの部屋として独立している空間です。衣類はもちろん、スーツケースや雑貨などのかさばりやすいものも収納できます。

新設する場合は広いスペースが必要になりますが、収納物を1ヵ所にまとめたい方にはおすすめです。新設する場合の費用はおよそ18万〜80万円が相場で、壁面クローゼットよりも高額になる傾向があります。

※工事見積・費用は、諸条件により変動しますので、事前に現地調査が必要となります。

クローゼットのリノベーション例2つ

クローゼットのリノベーション例を2つご紹介します。

・和室の押し入れをクローゼットにリノベーションする
・玄関に靴のまま入れるクローゼットをつくって靴を収納

それぞれのリノベーションのポイントをチェックしていきましょう。

和室の押し入れをクローゼットにリノベーションする

和室を洋室に変えたい場合は、押し入れをクローゼットに変える必要があります。

押し入れの中の棚を入れ替えて、さらに洋服をかけるハンガーパイプを入れて、そして扉を付け替えるのが一般的な流れです。

引き出しをつけるともっと多くの服が収納できます。

玄関に靴のまま入れるクローゼットをつくって靴を収納

玄関のすぐそばにウォークインクローゼットをつくれば、靴のまま入れるのでスムーズに収納できます。玄関クローゼットの間に仕切りを挟めば、来客からクローゼットの中が見えなくなるのでおすすめです。

クローゼットをリノベーションする際のポイントや注意点3つ

クローゼットをリノベーションする際のポイントや注意点は3つあります。

・快適な扉選び
・湿気対策
・奥行きをよくばり過ぎない

リノベーションの際は上記3つを意識して、工事をスタートさせましょう。

1.快適な扉選び

クローゼットの扉にはさまざまな種類があります。

・折れ戸タイプ…横にスライドさせると扉が2つに折れ曲がる
・開き戸タイプ…ドアのように扉を引いて開く
・引き戸タイプ…ふすまのように横にスライドさせる
・扉がないタイプ…扉なし

開き戸タイプや引き戸タイプは扱いやすい一方で、扉を開くスペースやスライドさせるスペースが必要です。

扉の設置にはもちろんお金もかかってしまうので、費用を抑えたい方は扉がないタイプを選びましょう。

2.湿気対策

クローゼットは密閉された空間なので、湿気がこもりがちです。
湿気がこもるとカビが発生したり、イヤな臭いがついてしまったりするなどの問題が出てきてしまいます。

クローゼットを新設したときは、湿気対策を心がけましょう。

・服と服の間に隙間を空ける
・クローゼットの扉を開けて換気する
・扇風機を当てる
・除湿剤を置く

こまめな湿気対策ができない場合は、扉のないタイプのクローゼットをつくってみてもよいでしょう。

3.奥行きをよくばり過ぎない

たくさん収納したいからといって、奥行きをよくばり過ぎるのはNGです。

クローゼットの奥行きをよくばると、奥のものが取り出しづらかったり、ほかの部屋が狭くなったりします。

それでも奥行きがほしい場合は、引き出しやキャスター付きの収納棚など、取り出しに困らない便利なアイテムを使いましょう。

【まとめ】クローゼットのリノベーションのポイントを押さえて快適な収納を

クローゼットをリノベーションする際は、扱いやすい扉を選んで、湿気対策をしましょう。奥行きをよくばらず、適切なスペースを使えば、デッドスペースなく快適に使えます。
上記のポイントを抑えつつ、快適なクローゼットをつくっていきましょう。

 

ReoLabo編集部

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