「中古住宅をリノベーションして自分の好みの部屋に住みたい」と考えている方が増えてきています。
しかし物件やリノベーション業者などを選ぶタイミング、お部屋の計画を立てるタイミングなど、手順が分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、リノベーションの手順について詳しく解説していきます。
リノベーションの進め方を知り、自分が住みたいと思えるお部屋に希望するタイミングで入居できるようにしてくださいね。
リノベーションかリフォームかの判断基準
まず自分が行いたい工事が、リノベーションなのかリフォームなのかを考えてみましょう。
予算はいくらなのか、自分の希望するお部屋に作り変えてしまいたいかどうか、などによってリノベーションとリフォームのどちらを選択するかが変わります。
例えば、自分の希望するお部屋に作り変えたいのであればリノベーション、物件の古い部分を改修して住みたい場合はリフォームを選択しましょう。
以上のように選ぶ理由は、リフォームとリノベーションに以下のような違いがあるからです。
リフォームとの違い
リフォームとリノベーションの違いは、工事のコンセプトです。
リフォームの主な目的は、老朽化したお部屋を新築の状態に改装して戻すことです。
お部屋が本来の性能や特徴を生かしたお部屋作りの工事の際に行われます。
一方でリノベーションは、中古物件の性能を高めたりライフスタイルに合ったお部屋に作り変えたりする工事のことです。
お部屋や住宅を大きく改装するため、費用はリフォームよりも高額になる傾向があります。
リノベーションを行う時の手順
ここからは、リノベーションを行う手順を確認していきましょう。
リノベーションでは、工事期間が1〜4か月ほどの長期間にわたるため、希望の日に入居したい場合は逆算して、お部屋探しを始める必要があります。
手順は以下の通りです。
- リノベーション用の中古物件を選ぶ
- 中古物件を購入する
- リノベーション業者を選定する
- リノベーション計画を立てる
- リノベーションが開始されたら現場を確認する
- 引き渡し
1つずつ確認していきましょう。
1:リノベーション用の中古物件を選ぶ
まずはリノベーションするための中古物件を探します。
より多くの選択肢の中から絞りたい場合は、まずインターネットで探しましょう。
そして、気になるお部屋や物件の候補をいくつか見つけたら、今度は実際にこの物件の内覧をして現物を確かめてみましょう。
実物を自分の目で確認することで、間取り図や写真だけでは分からなかった部分がたくさん見つかることがあります。
また、物件を探す際にリノベーション済みの中古物件を見てみるのもおすすめです。
リノベーションが施された物件の完成品を確認しておくと、自分のお部屋の工事内容を決めるときの参考になります。
2:中古物件を購入する
購入する物件が決まったら、物件の購入手続きに移ります。
中古物件を購入しリノベーションを行う場合は多くの方がローンを利用されます。
利用できるローンは、以下の2種類です。
住宅 ローン |
リフォーム ローン |
|
---|---|---|
借入 可能額 |
多い(1億円まで) | 少ない(1,000万円程度まで) |
金利 | 低い(0.5%〜1.1%) | 高い(2〜5%) |
返済 期間 |
長い(最長35年) | 短い(15年程度) |
審査 期間 |
長い(2〜3週間) | 短い(5日程度) |
このようにローンの種類によって特徴が異なります。
また金融機関によっては住宅ローンの中にリノベーション費用を組み込んでくれるところもあるのです。
ご自身の状況に合わせて適切ローンを選択し、物件を購入しましょう。
3:リノベーション業者を選定する
次にリノベーション業者を選定します。選定の基準は以下の2つです。
- リノベーションの施工経験が豊富な業者
- アフターフォローがしっかりしている
施工経験が豊富なリノベーション業者は、解体しなくても物件の中の状態まで、ある程度予測できます。
さらに様々な事態を想定してスケジュールを組むため、工事の遅延も発生しにくいです。
選定基準をもとにリノベーション業者をいくつかリストアップし、それぞれに見積もりを依頼して比較しましょう。
4:リノベーション計画を立てる
リノベーションの業者の選定と並行して行いたいのが、リノベーションの計画立てです。
この時に重要なのは、事前に予算をしっかり決めておくことです。
リノベーション計画を考える時はどうしても心が踊るもの。
けれども、予算を気にせずに間取りや使用する資材などを選んでいると、あっという間に費用が膨らみ予算をオーバーします。
リノベーションに多くの費用がかかると、ローンの返済額が大きくなりその後の生活を圧迫しかねません。
そのため、リノベーションの計画を立てるときは事前に決めた予算の中で、プランを選ぶことが大切です。
ただ工事を開始しお部屋を解体してみないと、工事ができるかどうかわからない箇所もあります。
プラン選びの際は、予算に余裕を持たせておくと良いでしょう。
5:リノベーションが開始されたら現場を確認する
リノベーションの計画がある程度決まり、物件や業者も選定できて工事が始まったら、定期的に現場を確認しに行きます。
目的は工事の進捗状況の確認や、現場スタッフとコミュニケーションです。
進捗の確認やスタッフとのコミュニケーションが必要な理由は、工期の遅延を防ぐために大切です。
リノベーション工事では、以下のような様々な理由で工期の遅れが発生する可能性があるからです。
- 解体してから判明した補修部分の追加工事
- 資材の到着の遅延
- 現場スタッフの欠員
日頃から現場スタッフとコミュニケーションをとっていると、何か問題点があったらすぐに相談してもらえる関係性を築けます。
仮に追加工事やなどが発生した場合でもすぐに相談してもらって、問題点を早急に解決し工期の遅延を防止できます。
ただし現場を確認する際は、現場スタッフの仕事の邪魔にならないようにしましょう。
6:引き渡し
引き渡しのときに希望するお部屋になっているかどうかを最終チェックし、気になる部分がある場合は、引き渡しの段階で修正を依頼しましょう。
後で修正を依頼すると追加料金が発生してしまうことがあります。
お部屋のデザインだけでなく扉の機能や壁の塗装、コンセントの位置など細部まで確認し、その後の生活に支障がないかどうかをチェックしましょう。
ワンストップリノベーションならわかりやすい
リノベーションの手順を確認してみると「リノベーションはとても面倒だな」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方にこそ、ReoLaboのワンストップリノベーションがおすすめです。
ReoLaboのワンストップリノベーションがオススメな理由は以下の2点になります。
- 打ち合わせの手間を少なくすることができる
- W定額で費用がわかる
それぞれについて確認していきましょう。
打ち合わせの手間を少なくすることができる
ワンストップリノベーションでは、業者との打ち合わせにかける時間や手間を少なくできます。
リノベーションの工事では、不動産会社や設計事務所だけでなく工事会社や銀行など様々な企業と連絡を取り、必要に応じて打ち合わせをしなければなりません。
しかしReoLaboのワンストップリノベーションであれば、ReoLaboが窓口となり、各企業と連携を取って進めます。
そのため、やりとりをするのはReoLaboだけになります。
W定額で費用がわかる
ReoLaboのワンストップリノベーションでは、「リノベーション費用」と「不動産仲介手数料」の両方が定額となっています。
リノベーション費用が定額だと、お部屋の築年数や状態にかかわらず、専有面積で費用が決まるため、予算が膨れ上がる心配がありません。
また不動産仲介手数料は、物件価格に応じて100万円単位で決まる定額制。
手数料がいくら必要なのかが分かりやすく予算を組みやすいです。
まとめ
リノベーションの手順について解説しました。
手順を知ることが大切であることがわかったのではないでしょうか。
お部屋選びから入居まで最短でも1ヶ月、最長で4ヶ月以上かかることもあり、事前にリノベーションの手順を把握し順序よく進めないと、お部屋に住める時期が後にずれていってしまいます。
手軽にリノベーションを行いたいのであれば、ReoLaboのワンストップリノベーションがおすすめです。
打ち合わせの回数を減らせるだけでなく、費用も定額であるため予算も分かりやすいです。
ReoLabo(リオラボ)の35年間で7,000件超の施工経験を生かして、お客さまがご納得のいくお部屋づくりに尽力いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。