【DIY】セルフリノベーションをするときに失敗しないコツを

セルフリノベーション

リノベーションは業者への依頼が一般的だとされていますが、種類によっては個人でも十分に行えます。ですが、業者への依頼が一般的とされているように、リノベーションには相応の技術が必要です。未経験でいきなりはじめてしまうと、取り返しのつかない事態になってしまうかもしれません。失敗しないコツを押さえて、セルフリノベーションを成功させましょう。

DIYでのリノベーションを成功させるにはスムーズな進行が大事

DIYでリノベーションをする場合、途中で迷ってしまわないように、計画をしっかり立ててからはじめることが何よりも大事です。まずは、手を加える部分を決めて、どのようなリノベーションを行うのか決めましょう。完成形を決めることで、今後の作業がスムーズに進行します。

目指す完成形が決定したら、必要な資材や工具を用意しましょう。加えて、作業工程をリストにまとめます。これで、よほどのことがない限り、スムーズに作業が進められるでしょう。

作業のしやすい環境を用意することが大切

リノベーションを行うためには、作業場所や資材置き場が必要です。家具の造作やリフォームを行う場合、木材をカットする場面も出てくるかもしれません。

木材をカットするなら、ホームセンターに備わっている工作スペースがおすすめです。用意しなければいけない電動工具がレンタルでき、音の関係で気をつけなければならない近隣への迷惑も気にせずに作業できます。周囲を気にせずにのびのびと作業できる環境で、失敗しらずのリノベーションを行いましょう。

リノベーションをする前に行ってもよい部分なのか知っておく

自分の持ち家であれば、どんなリノベーションをしても自己責任であるため、問題はありません。ですが、賃貸物件の場合は注意が必要です。賃貸物件には、退去する際に元の状態に戻す原状回復義務があります。そのため、直接物件に手を加えない工夫されたリノベーションが必要です。

たとえば、床を変える場合はフロアタイルを敷き詰めてみたり、壁を変えるならラブリコやディアウォールといったものを使用したり、このような方法でリノベーションを行います。また、扉などを変える場合、元々ついていた扉にいつでも戻せるように、建具を保管しておきましょう。

自分の持ち家だったとしても、マンションの場合は注意が必要です。マンションには管理規約が定められているため、たとえ持ち主が自分だったとしても手を加えられる範囲には制限があります。玄関やバルコニーといった共有部分などは、持ち家であるマンションであったとしても、自由なリノベーションは不可能です。

最初のうちは難易度の低い部分から手を付ける

はじめてセルフリノベーションを行うのであれば、いきなり難易度が高いところからはじめるのではなく、簡単なところから手をつけてみましょう。床や壁、天井などのフローリングや壁紙の張り替えは、比較的難易度が低く少ない費用で行えます。

リビングや寝室だけでなく、浴室の壁や床を変えるのもおすすめです。少ない費用で簡単に行えるだけでなく、印象が大きく変えられます。

また、木材や段ボールを活用し、トイレをタンクレス風にリノベーションしてみるのもおすすめです。枠組みを作成してシートを張り、タンク部分を覆うことで簡単に行えます。材料も簡単に揃えられます。

セルフリノベーションが難しい部分は業者に任せる

特殊な技術が必要な部分のリノベーションは、未経験者が手をつけないほうが得策です。たとえば、住宅の構造を支える基礎部分や柱は、下手にいじってしまうと建物の耐震性や耐久性に深刻な問題を引き起こす恐れがあります。

また、鍵が関わる防犯系の部分のリノベーションを注意が必要です。もし、不備が生じてしまうと、住宅が犯罪に巻き込まれるリスクを抱えてしまいます。

なかでももっとも注意したいのが、電気周りです。照明やコンセントに関するリノベーションを行うためには、資格を持っていなければなりません。知識の浅いものが無闇に触れてしまうと、怪我や事故、火災の原因になります。

基礎部分や防犯形、電気周りのリノベーションは自分で行わず、必ず専門業者に依頼しましょう。

下準備を徹底してセルフリノベーションを成功させましょう

セルフリノベーションを成功させる秘訣の9割は、下準備にあるといわれています。完成形を捉え、しっかりと資材や道具を用意し、手順をリストにまとめて作業に入りましょう。いきなり難しいところからはじめるのではなく、簡単なリノベーションからやってみることをおすすめします。個人では困難な部分は、必ず業者に依頼することを忘れないでください。

ReoLabo編集部

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