ワンストップリノベーションの平均費用は約500万~2000万と施工事例によって大きな差が生まれています。今回はワンストップリノベーションの費用に差が生まれる3つの理由を解説するとともにワンストップリノベーションの費用についてご紹介します。
リノベーションを行う際には、不動産会社・金融機関・リノベーション会社など、さまざまな会社と契約を交わし、各工程で連携を取れるよう指示を出しながら作業を進めていく必要があります。
そもそもリノベーションは初めての人が多い中、このように煩雑な手続きをこなすのは精神的にも体力的にも負担です。
そこで登場したのが「ワンストップリノベーション」です。これはリノベーション会社が不動産会社や金融機関など、全ての工程の窓口となってくれるサービスのこと。1社に出向くだけで全ての工程をスムーズに進めることができます。
「でも、いったいいくらくらいかかるんだろう?」「ワンストップリノベーションの平均費用が知りたい!」など疑問を頂いている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、ワンストップリノベーションの費用と、平均費用をご紹介します。
ワンストップリノベーションの平均費用は約500万~2000万円
ワンストップリノベーションにかかった費用は、安くて500万円程度、高額なものでは2000万円前後と、事例によって実にさまざまです。
ワンストップリノベーションの費用にここまで差が生まれる理由には、「広さ・間取り」「築年数」「ワンストップリノベーションの種類」の3つがあります。
住宅の広さで費用が変わる
住宅の広さによって、リノベーションにかかる費用は変わります。
マンションの場合は1㎡あたり15万円前後、戸建ての場合は1㎡あたり25万円前後が目安となっており、面積が広ければ広いほど必要な資材が増えるとともに作業量が増えるため、材料費も人件費も高くなります。
また、以下のように工期が長くなる要因があると、さらに費用が高くなります。
・高層階にある:資材運搬に時間がかかり、工期が伸びて費用が上がってしまいます。
・工事車両が近づけない:工事車両が近づきにくい場所にある住宅は、スムーズに工事が進められず、通常よりも工期が伸びて人件費などがかかります。
築年数によって費用に差が出る
築年数もリノベーション費用に大きな影響を及ぼします。特に費用面だけでなく安全性の面からも注意しておきたいのが築年月による「耐震基準」と「配管設備」です。
耐震基準
耐震基準とは、一定規模の地震が起きても倒壊・損壊しない住宅を建築するために定められた基準のことです。
1981年5月31日までに建築確認申請が受理された住宅には「旧耐震基準」が適用されています。これは「震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活できる基準」とされています。
一方、1981年6月1日以降に建築確認申請が受理された住宅には「新耐震基準」が適用されています。これは「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも人命に危害を及ぼすような倒壊は免れる基準」となっています。
そのため、2021年時点で築40年以上が経過している中古住宅を購入した場合、旧耐震基準で建てられている可能性があり、新耐震基準に沿ったリノベーションをしようとすると費用が上がってしまうことがあります。
配管設備
築年数の古い住宅は、給水管として「鉛管」が用いられている可能性があります。鉛管は長時間水道を使用しなかった場合、一時的に水質基準の鉛が溶け出す可能性があり、現在は使用が禁止されています。
また、鋼管や銅管など金属製の配管も耐用年数が短く、サビの発生や漏水などの危険性が高いことから、最近では耐用年数の長い樹脂製の配管を採用するのが主流です。
ワンストップリノベーションの種類で費用が変わる
ワンストップリノベーションには、実は「オールワンストップリノベーション」と「パーシャルワンストップリノベーション」の2種類があります。
オールワンストップリノベーションは、物件探しから施工まで全ての工程を自社で引き受けるサービスのこと。そのため、中間コストが発生せず、費用を抑えることができます。しかし、対応できる物件数に限りがあり、順番待ちになってしまう可能性があるほか、専門性が外部業者よりも低く柔軟な対応が難しい傾向があるなどのデメリットもあります。
一方、パーシャルワンストップリノベーションは、窓口となる会社は1つであるものの、各工程は外部の業者に委託するサービス。そのため、オールワンストップリノベーションよりも費用が高くなる傾向がありますが、各工程において専門の業者が担当するのでこだわりを反映させやすいです
「ReoLabo」は、物件探しから工事完了引き渡しまで1つの窓口でトータルに提供しているオールワンストップリノベーション会社です。対応エリアは主に、東京・神奈川・埼玉・千葉となっています。
全てのリノベーションメニューが築年数や状態に関わらず専有面積で金額が決定する「定額制」となっており、75㎡の住宅であれば約580~1020万円でフルリノベーションが可能です。
どのメニューを選んでもリノベーションに必要な解体工事・水回りや配管の更新・間取りの刷新・内装の更新といった基本工事を網羅したパッケージとなっているため、「必要な工事を追加したら最初の見積もりより大幅に費用が必要になってしまった」という心配もありません。
また、ReoLaboでリノベーション工事を行う場合、不動産仲介手数料も定額制を導入しています。物件価格に応じて100万円ごとに定額となっているため、分かりやすいのも魅力です。
戸建てリノベーションでは内装プラン(3種類)+外装プラン(4種類)+屋根プラン(5種類)からお好きな商品を組み合わせて、お好みの家を実現できます。
ワンストップリノベーションは「住宅の広さ」「築年数」「ワンストップリノベーションの種類」の3つの要因で費用が変動してしまいます。
目先の安さに捉われず、自分の理想とするリノベーションを実現できる物件やリノベーションサービスを選びましょう。
「自分で選ぶ自信がない」という方は、ReoLaboにお任せください。中間コスト不要のオールワンストップリノベーションサービスで費用を抑えられるほか、築年数に関係なく専有面積による定額制を採用しているため、予算が計画しやすくなっています。
また、ローンのサポートにも力を入れておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ReoLabo お問い合わせ https://reolabo.jp/contact/