アンティークな部屋は、アンティーク家具や雑貨で仕上げることもできますが、これはあくまでも「アンティーク風」です。本物のアンティークな部屋にするにはリフォームをするのが一番です。
部屋全体をアンティークにすれば、ちょっとした小物も映える素敵な部屋に仕上がるので、ポイントを押さえておきましょう。
アンティークリフォームのポイントをご紹介
リフォームというと大がかりな工事というイメージがあるかもしれません。ですが、ちょっとしたポイントを押さえておけば、簡単なリフォームでアンティークな部屋にできます。
ここでは、アンティークリフォームのポイントをご紹介するので参考にしてみてください。
床は無垢フローリングで経年変化を楽しむ
床は、アンティークリフォームがもっとも映える箇所になります。床をリフォームするだけで一気にアンティークな雰囲気になるので、まずは床からアンティークリフォームを始めてみましょう。
床材にはいろいろな素材がありますが、アンティークリフォームに一番適しているのは無垢材です。無垢材は時間とともに色や質感が変化していくので、部屋にどんどん馴染んで趣きのある風合いが出てきます。
ただし、無垢材はオイルやワックスを塗ったり、サンドペーパーで削ったりするメンテナンスが必要になるため、手間をかけたくない場合はアンティーク調のフロアタイルでリフォームをするのもおすすめです。
フロアタイルであれば古材や色のバリエーションが豊富なので、お手頃な価格で理想にぴったりの床にリフォームできます。
壁紙は漆喰など風合いのある素材がおすすめ
最近は、クロスでもアンティーク調のデザインのものがありますが、せっかくアンティークリフォームをするのであれば珪藻土や漆喰などの塗り壁にするのがおすすめです。特に漆喰は、時間の経過とともに味が出てきますし、くすみや汚れなど経年劣化も目立たないのでメンテナンスが簡単です。
また、調湿機能に優れているためカビ予防の効果もあり、湿度の高い日本の気候にも適しています。
洋風アンティークでも和風アンティークでもしっくりはまりますし、家具やインテリアに合わせて腰壁を付けたりタイルでアクセントを付けたりすると、部屋に統一感が出しやすくなります。
壁は部屋の中でも一番面積が広いので、壁をリフォームするだけでもアンティークな雰囲気を出せるのが魅力です。
窓は木製格子の内窓を付ける
アンティーク調の窓といえば木製格子ですが、木製格子は一般的な窓よりも断熱性や防犯性、防音性、安全性などが劣ってしまいます。窓は生活の快適さに大きく関わるものですから、窓ごと取り替えるのではなく、内窓で木製格子を取り付けるのがおすすめです。
内窓を取り付ければ、今までよりも断熱性が高くなるので、部屋をアンティーク調にできるうえに機能性もアップできるという一石二鳥の効果があります。
また、防音性や遮音性も高くなり、外からの騒音が聞こえづらくなるメリットもあります。
水回りはモザイクタイルでモダンに仕上げる
水回りを大胆にリフォームするとなるとかなり高額な費用がかかってしまいますが、タイルに張り替えるだけでもアンティーク調になります。壁にモザイクタイルを貼れば大正ロマン的なモダンな雰囲気に仕上がりますし、白や淡いブルーのタイルで統一すると、昭和の懐かしい雰囲気になります。
タイルというと冷たいイメージがあるかもしれませんが、小さめのタイルを貼り合わせていけば、逆に暖かみを感じられるアンティークリフォームが完成します。
壁の面積によってはコストがかかってしまうので、壁の色に合わせた大きめのタイルを部分的に張り付けるなど、ちょっとした工夫をすればローコストでアンティークな水回りに仕上げることも可能です。
アンティークリフォームの費用相場
アンティークリフォームをする時に気になるのが、いくらぐらい費用がかかるということです。
もちろん、リフォーム費用はリフォーム内容や面積によって異なるため、一概にいくらでできるという相場はありませんが、リフォーム内容ごとで費用相場があるので、予算を立てる時の参考にしてみてください。
リフォーム内容 | 費用相場 |
無垢フローリングへの張り替え(6畳) | 15万~20万円 |
壁の羽目板張り付け(10㎡) | 10万~15万円 |
壁の漆喰リフォーム(10㎡) | 8万~10万円 |
木製格子の取り付け | 2万~4万円 |
タイルへの貼り替え(15㎡) | 16万~35万円 |
※工事見積・費用は、諸条件により変動しますので、事前に現地調査が必要となります。
【まとめ】お得なアンティークリフォームで理想の空間を実現!
アンティークリフォームというと高額な費用がかかるイメージがありますが、ReoLaboの定額リノベーションならお得な価格で理想の空間を実現できます。
まずは、資料請求でどんなアンティークリフォームが可能かをチェックして、ぜひ素敵なアンティークの部屋を作る第一歩を踏み出してください。