リノベーションをどの会社に依頼するかによって、成功するか失敗するかが大きく左右されます。
新築物件を購入するよりも、比較的手頃な値段で自分好みのお部屋が手に入るリノベーションですが、決して安い値段ではないため失敗したくないですよね。
しかし、失敗しないためには、業者を慎重に検討しなければなりません。
そこでこの記事では、リノベーションで失敗したくない人のために、良いリノベーション会社を見分けるポイントについて解説していきます。
リノベーション会社を選ぶ前に確認すべきこと
リノベーション会社を選ぶ前に、まず以下の2点を確認しましょう。
- リノベーションを行う物件のタイプ
- 自宅の購入と一緒にリノベーションを行うかどうか
具体的に、どのような点に気をつければ良いのか解説していきます。
リノベーションを行う物件のタイプ
リノベーションを行う物件が中古戸建なのか中古マンションなのかを決めましょう。
物件のタイプによって予算が大きく変わってきます。
中古戸建てをリノベーションする場合、中古マンションよりも費用が倍近くかかる可能性があります。
これは、中古戸建ての場合、屋根や外壁などの外壁部分が痛んでいる場合は、工事が必要となるからです。
一方でマンションの外装部分は、自己の所有物ではなく共有部分であるため個人の判断で工事ができません。
その代わり、外装の補修や修繕はマンションの管理計画に沿って行われるため、個人のリノベーション工事で補修をする必要もないのです。
自宅の購入と一緒にリノベーションを行うかどうか
自宅を購入してリノベーションを行うのか、既に所有している自宅をリノベーションするのかによって、業者の選び方が大きく異なります。
自宅の購入とリノベーション工事を同時に行う場合、工事内容を踏まえて物件を選ばなければなりません。
リノベーション工事を考慮して物件を選んでくれる業者や、物件探しとリノベーション工事を同時に引き受けてくれる業者を選ぶのがおすすめです。
一方で、所有している自宅をリノベーションする場合は、設計事務所に依頼した方が、所有している自宅の特徴をできるだけ生かしたお部屋にできる可能性が高いでしょう。
リノベーション会社を選ぶポイント
リノベーション会社を選ぶ際のポイントは以下の4つです。
- 物件選びとリノベーションを分ける必要はあるか
- 物件を購入する場合は探す段階から頼めるか
- 定額制でのリノベーションを行っているか
- ワンストップでのリノベーションをしているか
1つずつ確認していきましょう。
物件選びとリノベーションを分ける必要はあるか?
リノベーションには、物件を購入してリノベーションする他にも、リノベーション済みの物件を購入する方法があります。
リノベーション済みの物件は新築物件よりも手頃な値段でおしゃれな住宅を入手できます。
しかし、既にリノベーション工事が終わっているため、ご自身の希望と解離している部分がある可能性があるでしょう。
物件選びとリノベーションを両方行う場合は、業者や物件をきちんと選べばご自身にあった住宅に手頃な値段で入居できます。
一方で業者を選ぶときに中古物件選びとリノベーション工事の両方に精通した業者を選ばなければならない点に注意が必要です。
物件を購入する場合は探す段階から頼めるか
リノベーション会社を選ぶ際は、住む予定の物件が既に決まっているかどうかによって選び方が異なります。
もし居住予定の物件が決まっているのであれば、リノベーションに特化した業者を探すと良いでしょう。
まだ住む物件も決まっていない場合は、物件選びの段階からリノベーション工事を見据えて選んでくれる業者に依頼するのがおすすめです。
定額制でのリノベーションを行っているか
定額制のリノベーションでない場合、家具や建具にこだわり過ぎたり、工事の際に追加の修繕箇所が発生したりすると、追加料金で予算が膨らんでしまう可能性があります。
追加料金が増えれば、資金計画が狂ってしまいかねません。
そこで定額制のリノベーションを選ぶと、工事の料金がお部屋の広さによって変わる場合があり、予算計画が立てやすいです。
ワンストップでのリノベーションをしているか
リノベーションには、中古物件の選択からお部屋の設計、工事まで、さまざまなフローがあります。
そのため検討している業者がどこまでのフローを担当しているか確認しましょう。
物件をリノベーションする場合、それぞれのフローが噛み合っていないと、理想の住まいになりません。
全てのフローを自社で行うワンストップリノベーションを行っている業者であれば、各フローの連携不足によってリノベーション工事が失敗する可能性を防げます。
ワンストップリノベーションの種類
ワンストップリノベーションには、以下の2種類があります。
- パーシャルワンストップリノベーション
- オールインワンストップリノベーション
パーシャルワンストップリノベーションは、設計会社が主体となっているリノベーション会社です。
提携している不動産仲介会社やリノベーション業者に依頼をして工事を進めます。
一方で、施工料金の中にコーディネート料のコンサル料が含まれる場合がある点に注意しましょう。
一方でオンリーワンストップリノベーションでは、物件の選択・購入や設計、工事まで一つの会社が全てを行います。
コーディネート料やコンサル料を取られる心配はありませんが、一顧客に対しての工程が長いため、順番待ちとなる可能性がある点に注意が必要です。
ワンストップリノベーションのメリット
通常のリノベーションでは、不動産会社や設計事務所、施工会社など、様々な窓口に相談しなければなりません。
そのため情報を連携するのに時間や手間がかかり、トラブルがあった場合、工期が後ろ倒しになってしまう可能性もあります。
しかしワンストップ型リノベーションでは、窓口が物件の購入から工事まで全て一本化されており、業者とのやり取りが煩雑にならなくて済む点が最大のメリットといえるでしょう。
リノベーション会社のコンセプト
リノベーション会社には、リノベーションに対するコンセプトがそれぞれあります。
自分の希望に沿ったお部屋にしてくれる業者かどうかは、ホームページで会社のコンセプトを確認して判断すると良いでしょう。
また実際の施工事例から確認するのではなく、コンセプトから確認するのがおすすめです。
工事の事例から確認してしまうと、コンセプトが自分の希望とマッチした業者他にもが存在したにも関わらず、選び損なってしまう可能性があるためです。
リノベーションの相場について
リノベーションにかかる費用は、躯体が剥き出しになるまで全て解体してから工事を行うスケルトンリノベーションでは、1㎡あたり10〜15万円が相場です。
そのため、仮に70㎡のお部屋では700〜1,050万円程度の費用が必要と考えられます。
しかし実際のリノベーション費用は、物件の広さや工事の規模、居住する地域、築年数などによって大きく変わります。
また建物の劣化具合によっては追加で補修工事が発生する場合もあり、さらに予算が膨れ上がる可能性もあるでしょう。
リノベーション会社の比較は費用シミュレーションすべき
リノベーション会社の比較は必ずシミュレーションを行い、料金を比較した上で選ぶことが大切です。
リノベーション会社によって料金設定が大きく異なるため、 たとえ同じような規模の工事でも料金に差が出る可能性があります。
複数のリノベーション業者に見積もりを依頼するのは手間も時間もかかるでしょう。
しかしReoLaboであれば、ホームページから簡単にシミュレーション結果を確認できる上、仲介手数料とリノベーション料金の両方において定額制を採用しているため、わかりやすいです。
仲介手数料は物件の価格、リノベーション費用は施工するお部屋の広さに応じて料金が変わります。
またReoLaboは、ワンストップ型リノベーションであるため、物件選びから工事の完了まで全てお任せください。
まとめ
リノベーションを行う際の会社選びは、ご自身がどのようなリノベーションを行いたいかによって選び方が変わります。
もし住宅から購入してリノベーションを行いたいのであればワンストップ型リノベーションを行っている会社がおすすめです。
ワンストップ型リノベーション業者であれば、物件探しの段階からリノベーションの工事を見据えたお部屋探しが可能です。
もしリノベーションを希望されている人で住宅選びがまだお済みでない場合は、ReoLaboまでお気軽にご相談ください。