無垢材フローリングのイメージ

リノベーションにおいて、お部屋の細部にまでこだわる人は、床材に無垢材フローリングを希望される方が多いです。

しかし「無垢材」という名前を聞いたことがあっても、特徴や通常のフローリングとの違いがよくわからない人もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、無垢材フローリングについて、メリットやデメリットも含めて解説していきます。

無垢材フローリングとは

無垢材フローリングとは、合板や集成材ではなく無垢の木材を使用したフローリング材のことで、木を継ぎ足さずに1枚の木を加工して作られています。

通常の床材として利用される複合フローリングは、さまざまな種類の板材を重ね合わせたうえに、木目が印刷されたシートを接着しています。

一方で無垢材フローリングは、「木」本来の木目がそのまま現れるため、木材が持つ色味や風合いを楽しめるのが最大の特徴です。

無垢材フローリングのメリット

無垢材のフローリングを選ぶイメージ無垢材フローリングのメリットは、以下の3点です。

・自然な風合いで部屋に馴染みやすい
・合板や集成材ではない木材なため体にも優しい
・手入れ次第では長期間張り替えの心配がいらない

それぞれについて確認していきましょう。

自然な風合いで部屋に馴染みやすい

無垢材フローリングは、色味や木質が張り替えたときから時間の経過とともに徐々に変化していきます。

人のような動物や木のような自然は、時間の経過とともに年をとって変化していくため、無垢材フローリングは、より人や自然に近い建材といえるでしょう。

また無垢材フローリングは、1枚1枚の木目が異なるため、人間と同じように個性やあたたかみが感じられます。

合板や集成材ではない木材なため体にも優しい

無垢材フローリングが体に優しいといわれる理由は、以下の4点です。

  • 体に悪影響を及ぼす物質が入っていない
  • 調湿作用がある
  • 熱の伝導率が低い
  • 素材が柔らかい

無垢材フローリングは、丸太から直接切り出された1枚の木材で制作されるため、体に悪い物質は一切入っていません。

また、無垢材フローリングには調湿作用があるため、お部屋の湿度が低いときは水分を放出し、逆に湿度が高いときは水分を吸収してくれます。
そのため湿度が高い夏の暑い日や雨の降る日でも、不快感を感じにくいです。

そして熱の伝導率が低く、素足で接しても体温を奪われにくいため、特に冷え性の人にとっては、足が冷たくなる冬場でも暖かみを感じられます。

無垢材フローリングの熱伝導率が低い理由は、空気をたくさん含んでいるため。
空気をあまり含んでいないコンクリートの1/10であるといわれています。

加えて無垢材フローリングは、複合フローリングと比較して柔らかいです。
そのため足腰に負担がかかりにくく赤ちゃんや高齢の方、ペットなどにとって特に優しい住環境となります。

手入れ次第では長期間張り替えの心配がいらない

複合フローリングは、経年劣化によって重ね合わせた木が剥がれてたわんでしまうため、一般的に10〜15年で張り替えが必要です。

一方で無垢材フローリングも定期的な張り替えが必要ですが、もともと1枚の木でできていることから、複合フローリングのようにたわむ心配がありません。

無垢材は傷が付きやすいため、物を落としただけで床が傷ついてしまうことはありますが、水を含ませることで無垢材が膨らんで、ある程度修復が可能です。

また傷が目立ってきたら、床の全面を削ることで新品同様の状態に戻せます。
そのためきちんと手入れをすることで、張り替えずに長持ちさせることができるのはポイントです。

無垢材フローリングでリノベーションをする際の注意点

女性が無垢材フローリングの注意点に気づく様子無垢材フローリングは、良いところばかりではありません。以下の点に注意して選ぶ必要があります。

  • 張る場所によっては複合フローリングがおすすめ
  • 値段が高め
  • メンテナンスが必要になる

1つずつ確認していきましょう。

張る場所によっては複合フローリングがおすすめ

無垢材フローリングは、水に弱く水が染み込むとシミになりやすいため、キッチンやトイレ、脱衣所のような水回りへの設置はおすすめできません。

またキッチンマットやトイレマットなどを、水が染み込んだ無垢材フローリングの上に置きっぱなしにすると、カビが生える可能性があります。

水回りに無垢材フローリングを設置することはできますが、手入れの頻度が増えて管理に手間がかかります。

そのため水回りのような水分が無垢材フローリングに付着しやすい場所は、無垢材フローリングではなく複合フローリングの方がおすすめです。

値段が高め

無垢材フローリングは、複合フローリングと比較して高額です。

複合フローリングは端材も含めた複数の木を組み合わせて作成可能ですが、無垢材フローリングは1本の原木から製作できる量が限られており端材も利用できません。
そのため複合フローリングよりも、材料費が高くなってしまいます。

また、原木からの切り出しや加工には、職人の技量が必要となるため、無垢材フローリングの製作には人件費もかかります。

以上の点から無垢材フローリングは、複合フローリングと比較して高額になります。
全てのお部屋を無垢材フローリングにすると予算をオーバーする場合は、自分や家族がこだわる部分だけ無垢材にして、費用を抑えるのも1つの方法です。

メンテナンスが必要になる

無垢材フローリングは、複合フローリングとはメンテナンスの方法が異なります。
特に無垢材フローリングは水に弱いためを掃除するときは、水拭きをしないように注意しましょう。

無垢材フローリングの基本的なメンテナンス方法は、掃除機と乾拭きです。

もし水拭きが必要な場合は、堅く絞り水分を極力含まないタオルを使うか、無垢材専用のウエットシートで拭き取ります。

また無垢材フローリングは、冬のような乾燥した季節に木材が水分を放出して溝や隙間ができやすいため、つまったゴミを爪楊枝やブラシで取り除きましょう。

無垢フローリングのリノベーションを成功させたいなら

無垢材フローリングを用いたリノベーションを検討されている方は、ReoLaboまでご相談ください。

ReoLaboのリノベーション費用は、お部屋の専有面積に応じて決まる定額制です。
そしてReoLaboで取り扱うリノベーション商品によっては、無垢材を標準で選択でき、ショールームにおいて実際に無垢材の質感を味わえます。

また、ReoLaboは、物件探しからリノベーションまで全てワンストップで提供。
リノベーションをするお部屋がまだ見つかっていない場合は、お部屋探しからお手伝いさせていただきます。

まとめ

いかがでしたか。
この記事では、無垢材のフローリングについて詳しく解説してきました。

無垢材は、木の良い部分を生かすことができる素材です。
リノベーションでお部屋に無垢材フローリングを導入することで、まるで自然の中で暮らしているような感覚を味わえるはずです。

また無垢材フローリングは、人や動物に優しいため、子供を育てている方や高齢の方、ペットを飼われている方など、多くの方にとって安心できる空間となります。

ただし、無垢材フローリングは水に弱いため、キッチンやトイレなどの水回りは複合フローリングの方が適しています。

加えて無垢材フローリングの価格は、複合フローリングと比較して高額です。
予算オーバーの可能性がある場合は、お部屋の1部だけでも無垢材フローリングにしてみてはいかがでしょうか。